sikaku-soldierのブログ

資格取得を趣味とする中年サラリーマンの記録

資格 黄昏ランキング 1位~5位

資格ガイドブックには人気資格ランキングや
将来有望ランキングなんか出ていますが、
滅多にない、黄昏ランキング上位5資格の
発表です。


過去最多年度・受験者数→H28年度・受験者数▲減少率
と見てください。


【5位】行政書士
H15・96,042人→H28・53,456人 ▲44%
それでも5万人を集める行政書士はやっぱり
人気資格と言えるでしょう。
宅建からのステップアップ、公務員試験の
ついでから、司法書士等難関資格の前哨戦
として受ける人まで…開業以外の動機で
受ける人も多いのではないでしょうか。


【4位】土地家屋調査士
H12・10,665人→H28・5,658人 ▲47%
普通のサラリーマンが取得しても使途に困る?
基本的に新築家屋が飯の種だから、高齢化で
家余りの昨今は厳しいのでしょうか。
開業するにも測量・製図機材を揃えたりと、
資金面でのハードルも高いようですね。


【3位】不動産鑑定士
H18・4,605人→H28・1,568人 ▲66%
減少率もさることながら、受験者数が千人台って…
かつて、三大難関資格の一角と言われていたのは
私の勘違いだった?
もしも、身近にこの資格を目指す人がいたら、
絶滅危惧受験者として、応援してあげてください。


【2位】管理業務主任者
H13・64,678人→H28・20,255人 ▲69%
 実は平成13年度が試験実施初年度。
試験初年度はバーゲン合格率となることも多く、
多くの資格ハンターが殺到したのでしょう。
でも、業界の必置資格だから、その後は一定の
受験者数を集めています。
やっぱり、法律が定める必置資格は強いですね。


【1位】マンション管理士
H13・109,520人→H28・16,006人 ▲85%
 管理業務主任者と同じく実施初年度に大量の資格
ハンターが押し寄せた模様。
でも、試験問題はテクニカルで合格率も1桁台という
厳しい結果に、多くのハンターが討ち死にしました。
その後、受験者数は激減する訳ですが、受験料収入
欲しさに合格率を上げることもなく、国家資格の
矜持というものを感じさせます。
マンション管理士の試験会場は、ほんとに中高年者
が多くて、ある意味、日本の黄昏時も感じさせます。


以上、5位~1位でした。
受験者数が減ってるから、試験も易化すると考える
のは早計です。
合格率が一定の場合、お試し受検者が多いほど、
本気受検者には有利となるケースが多いのでは?
その辺を考慮しながら、目指すべき資格を選びましょう。