sikaku-soldierのブログ

資格取得を趣味とする中年サラリーマンの記録

資格大名の野望

今日も資格大名は、家臣の資(すけ)さん

格(かく)さんをお供に、書店の資格

コーナー巡りです。


殿、ここに居並ぶ資格の大半が殿の軍門に

降った今、資格コーナー制覇もいよいよ

見えて来ましたな。


うむ、先日、一戦交えたFP1級から降伏の

書状が届くのを待っているが、そこが降れば、

一気に勢力拡大といったところだな。


さようで。ちょっと見渡したところ、有力

な資格で残るは中小企業診断士、土地家屋

調査士くらいのものかと。


おい、向こうの司法試験というコーナーには

分厚い本が沢山並んでいるが‥


殿、司法試験は受験するだけでも、先ずは

法科大学院という大海原を渡る必要があり

ます。

よしんば渡りきったところで、兵糧が尽きて

異国の地を根無し草のように漂う羽目にも

なりかねません。


なに?司法試験とは、かくも過酷なもの

なのか‥‥


ハイ、かつて豊臣秀吉も、もはや攻め落とす

相手が国内に無くなり、あげく海の向こうに

攻め入って晩節を汚す憂き目に遭いました。


なるほど、攻め入る資格を見誤ると、悲惨な

ことになりそうじゃの。

それでは‥‥公認会計士、弁理士、それから

不動産鑑定士・・・

なんじゃ、よく見れば、国家資格だけでも、

たくさん残っているではないか。


殿‥‥そのような遥か遠くを見る前に、先ずは

ご自身の領国(仕事と家族)をしっかりと

お治めください。


なんじゃと無礼な奴め。

冗談も通じぬとは、民法の心裡留保を

もう一度復習するがよい。

そんなことより、儂には長年に渡り胸に

秘めて来た野望があるのだ。

儂の野望が聞きたいか?腰を抜かさぬよう

心して聞くがよい。


つづく